鉱物とハーブ けもの道

鉱物標本の拡大写真とハーブティーブレンドの実験。ときどきホロスコープや読書をからめて。

朝のさっぱりハーブ水

このところ非常用にストックしてる水の入れ替え時期だったので、ただ水として飲むだけじゃつまんないなとハーブをつけてみました。

水出しハーブティーというほどたくさん葉を使わないので、香りがついたハーブ水という感じです。

コップ1、2杯くらいのタンブラーにスプーン2くらいのハーブをお茶パックでつけといて、一晩。寝る前に仕込んでおいたのを起き抜けや朝食、昼食後に一口飲むと口がすっきりします。

 

以下は気に入った組み合わせ。

フェンネルはお茶パックに入れてからスプーンの背で軽く潰すと香りがよく出ます。

 

ヨモギ

一押し。ヨモギ茶の葉っぱを水につけておくだけですが、熱いお茶として出すよりヨモギらしい芳香が引き立ちます。草餅みたいな……それも、和菓子屋さんの甘いのではなくて、お雛様の菱餅の一番下の緑のみたいな、甘くないヨモギ餅。大好物で、菱餅が三段とも緑だったらいいのにと思っていたものでした。春にぴったりです。

 

スペアミント×フェンネル

お馴染みのミントと、インド料理店などで砂糖衣をかけた形で見かける(コロナ前のことですね)フェンネル。洋の東西の口中清涼ペアなので、さっぱり感も格別。口に含んだ始めはミント、後味にフェンネルが少し残ります。

 

【カルダモン×フェンネル

フェンネルはスプーン1、カルダモンは鞘を割いて1粒入れます。フェンネルの微妙な増減やカルダモンの大きさ、割く細かさなどによって、どちらが強く出るか違ってくる様子。今日はフェンネル強めでしたが、カルダモンもさっぱりします。以前インドを舞台にした小説では食後によくカルダモンを噛んでいる描写がありました。

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【あんまり向かない気がするもの】

・お茶としてはおとなしいネトルなどは、薄いハーブ水だと「少しいい香りのする水」くらいでちょっと弱い。

ローズヒップは酸味と渋みが強かった。

・花は、子供の頃に沈丁花の花を水につけて「香水」を作って遊んだりしていたのを思い出すせいか、飲み物として美味しそうなイメージがなくてあまり試してません。なんとなくグリーンやスパイスの方が清涼感がある気がします。

水銀のお守り

誕生日に今年のソーラーリターン図を読んでみたところ重要な位置を水星が支配していたので、水銀が支配する鉱物とされる水銀を自分の一年のお守りにすることにしました。

水銀そのものはなかなか手に入らないので、辰砂(シナバー、硫化水銀)です。

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フランボワーズのチョコレートと並ぶと、ベリーのソースをかけたブラウニーか何かのようにも。

石って食べ物に喩えたくなるものが結構ある気がします。白い石に赤い粒がついたタイプの辰砂もSNSで写真を見たことがありますが、やっぱり「刻み梅のおにぎり」みたいに言われてました。

 

この辰砂はつやつやの赤い小片がびっしりで、置いておくだけできらっきら。どの角度で狙っても反射の強いところが白く光ります。

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ここでは、山肌を流れ下る溶岩のよう。

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鳥の足も見つけました。

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水星はコミュニケーションや知性の星らしい。この一年、楽しくなりますように。

春分ブレンド2021

春分を祝うお茶は、シンプルなものにしました。

・昨日の節分の福豆の残りを7粒砕く

・今年の恵方「丙(ひのえ)」にちなんで火星のハーブから、花粉症対策で飲む人もいるというネトル1さじ

 

惑星はいつも西洋の四元素と対応させてるので五行だとどうすれば?と一瞬迷ったけれど、「水、金、……」という和名が五行に沿っているので問題なし。いずれにしても火星は火です。

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ネトルは緑茶にたとえられたりもしますし、狙いは黒豆茶のイメージ。

つい色々ブレンドしたくなるけれど、このシンプルな組み合わせで豆の香ばしさが引き立っています。黒豆茶のような深い香ばしさより、もう少し明るい感じ。早春とはいえまだ寒い時期にぴったりでした。

 

 

ソーラーリターン2021のブレンド

誕生日前夜の昨日19:22が今年のソーラーリターンで、生まれた時と同じ度数に太陽が来ました。

このタイミングのチャートから一年を占うというのを試しにやってみて、「今年の私」のハーブティーがどんな風に仕上がるか試してみます。

 

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ソーラーリターン、と検索して出てくるブログではまずアセンダントとMcのサビアンシンボルを見ている人が多いようなので真似してみます。


Asc 乙女座(水星)6°05'

サビアン乙女座7° ハーレム

周りの人との感情的な繋がり、協調、相互依存など。


Mc 双子座(水星)3°10'

サビアン双子座4° ヒイラギとヤドリギ

知性やコミュニケーション能力で日常を楽しくするとか。


人付き合いは苦手ですが、そうも言っていられないようですね。それが工夫次第で楽しくできるようになる、ということかもしれません。


両方とも水星が支配する星座にあるので、ハーブティーは水星のハーブをベースにしようと思います。

 

アスペクトの方で目立つのは火星。

9ハウス牡牛座

月と60°

太陽・木星土星と90°

 

増えるかもしれない仕事との兼ね合いが難しそうですが、前から進めている翻訳(9ハウス?)も頑張りたいところです。

 

水星と金星は(土星までの中では)アスペクトなし。途方に暮れているようでもあるけれど、自由だということでもあると思いたい。


友人や希望の11ハウスにある月も、アセンダントのテーマからすると大事なはず。翻訳を進める上で力になってくれる味方が現れるならば、ありがたいことだと思います。


ブレンド

・水星2種類(AscとMc)をベースにする。

・火星を応援する。

・太陽、木星土星は調和的なものを均等に、足して火星と同量になるくらい。

・金星には「楽しむこと」というテーマを盛り上げてもらいたい。

・月はおだやかに。

 


水星は甘めのものを。

 リコリス1

 フェンネル1

金星は目を楽しませる花。

 ブルーマロウ1強

火星はカッと火がつくもの。

 ジンジャー1

木星土星、太陽は明るめのもの。

 リンデン1/3

 ホーステール1/3

 ローズマリー1/3

月は地味な癒し系。

 クリーバーズ1強


淹れてる間の香りは、「おいしそう」。ただしお茶としてというより、フェンネルなどスパイシーなせいか、うっすらカレー感がある。鱈とか合いそうなんだけどどうしよう。

飲んでみると、香りと違ってリコリスの甘味がかなり出ています。でもちょっと苦いな……一年かけて修行すべしということ?


ところで、この時期はあちこちでバレンタインチョコを売っているので、誕生日に合わせて家族が送ってくれました。

そのチョコと合わせて飲むと、チョコの甘さのおかげでこのお茶はむしろとても調和します。人との繋がりを大事にという教訓がこんなところに。

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水星が鍵になるチャートに合わせて、水星が支配する金属である水銀の鉱物、辰砂を自分へのプレゼントにしました。

図らずも、フランボワーズのチョコレートと調和しています。

 

★翌日追記★

土星が支配する二つのハウスに星が集まっていて土星自身も自分の力が強まるところにいるというのに、昨日のブレンドはちょっと土星が弱かったな、ということで、昨日の残りにスカルキャップを足しました。

味はそんなに変わらないけれど、こちらの舌が慣れてきたのかこの方がいいということか、昨日ほど苦味が気にならない。

只今のアセンダントのブレンド

せっかくホロスコープの本も読んだし、やっぱりもう少しハーブにも使ってみたい。

今日一日(といってももう午後だけど)のイメージをお茶にしてみようかと、今のチャートを見て、代表ということでアセンダントを読みといてみます。

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Asc 双子座29度。

限りなく蟹座に近い。蟹座の支配星の月は12ハウスの側から合。

双子座の支配星の水星は9ハウスで水瓶座にあって、アセンダントや月と120度。

水瓶座は水星にとって強い位置でも弱い位置でもないし、他にしんどいアスペクトもないので、平常運転で見守ってる感じでしょうか。まさに今、占星術の本を片手に自己流でハーブを調合してブログを書いてるところ、ですね。

 

リコリス(水星…やや重めだけど甘い水瓶座の水星)1/3

フェンネル(水星…爽やかな双子座)1/3

ユーカリ(月…香り強め)1/2

 

香りの強いハーブが三つ巴。甘味もあって、そこそこの飲みごたえのあるお茶になりました。淹れながらブログも書けたので満足。

 

聖杯キングのブレンドと伝統占星術とタロット

この人生どうしたもんかねえという、無茶苦茶な漠然とした質問(というかもはや愚痴)でタロットを並べた最終結果は聖杯のキング。

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自分のネイタルチャートにある魚座の火星を連想したので、そちらも組み込んでハーブティー にしてみる。これをどう活かしたものか分からなかったけど、タロットは補助線のように輪郭を補ってくれる気がする。


魚座の火星にすんなり対応させるなら聖杯ナイトかもしれないけど、でもあれはちょっとチャラいというか色男。10ハウスだし、120°の土星の影響で成長した姿かもしれない。


ハウスのルーラーの木星も加味する(苦悩の6ハウス、火星とは90°)。

そういえば、木星がいる6ハウスのカスプは蠍座なのであちらのハウスの支配星は火星。

6ハウスと10ハウスがきつく結びついてる様子。私は仕事なり病気なり何かもっと苦しむ経験をした方が、それを昇華させて天命を全うできるのだろうか。

さておき、魚座の火星と聖杯キングの結びつきに焦点を当てると

・穏やかな火星(寛大なキング)

 ……バラ科でいい香りのするホーソーン

・地味でやや苦味のある木星

 ……苦いというのは思い当たらないけどセージやダンデライオンルートほど主張しない方がいいしリンデンは明るすぎる、ローズは甘すぎる。ヒソップか。

・協力的な土星

……北米の先住民の呪術師がその治癒力を用いたというスカルキャップ

魚座・聖杯らしさは金星を加味する(魚座は金星にとって居心地よく元気になる星座なので力を借りよう)

……甘くならず、突出せず支えるもの。ラズベリーリーフ


華やかに大成功するわけではないが地味で穏やかなお茶。ヒソップかスカルキャップかのせいで、ちょっとひねくれた香りに個性もある。

 

ホロスコープをタロットで】
ホロスコープとタロットの対応が面白いので、自分のネイタルチャートの他の星も対応させてみた。

1ハウス(カスプは双子座)に蟹座の月…自身の支配星座にいる月なので月の正位置。双子座感は全然ないけど。

とんで5ハウス(カスプ天秤座)に蠍座土星。火の性質をもつ火星が支配する水星座かつハウスのカスプは風星座にいる土星って私のような素人はどこから手をつけたものやら迷うけど、私のチャートの中では太陽と90°、月、金星、火星と120°でなかなか活躍している、良くも悪くもブレーキとみて節制でどうだろう。水を持ってて水星座ともぎりぎりつながる。

6ハウス(カスプ蠍座)に射手座の木星。自身の支配星にいる木星なので皇帝の正位置に。ただ、伝統的に奴隷や病気といった苦悩のハウスでもあり火星とは90°なので、仕事の上では有能だけどぶつかるような感じだろうか……

7ハウス(カスプ射手座)に山羊座の水星。土の星座の若者としてペンタクルのペイジ。水星自体にはソード(風)のペイジのイメージがあって迷うけど、星座の印象も考慮して。蟹座の月とはオポジション

8ハウス(カスプ山羊座)に水瓶座の太陽。太陽にとって水瓶座は、自身の支配する獅子座の対極にあってガタガタになる感じの場所らしいので、太陽の逆位置にする。タロットならではの使い方?

9ハウス(カスプ水瓶座)に水瓶座の金星。風星座なのでソードのクイーンと迷うけど、学問や宗教的な知識というハウスのイメージから女教皇

10ハウス(カスプ魚座)に魚座の火星、上記のいきさつから聖杯のキング。

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【伝統占星術について】
最近読んだ伝統占星術の本によれば、伝統的にはチャートは自分の内面を表すのではなく自分を取り巻く世界との関係として見るらしい。「現代占星術では、出生チャートは通常〈あなたの精神〉を描いたものとして受け取られます。伝統占星術では、チャートは〈世界全体における〉あなたの位置を描いたもので、〈世界のほんの一部があなたの精神です〉」「……11ハウスを取り上げましょう。伝統的にはこれは友達と交友関係のハウスです。つまり友達に対する〈態度〉ではなく、経験する友達と交友関係です」(ベンジャミン・ダイクス著『現代占星術家のための伝統占星術入門』田中要一郎訳、〈 〉は原文の太字部分)。


上に並べたタロットは、現代占星術なら私の中の人格ということになるのかもしれないけど、伝統的に見れば、私を取り巻く人たち(物事・出来事・成り行きの擬人化も含め)ということかな?という理解でいいんだろうか。

現代的な感覚だとこれを自分の中で活かしていかなければと感じるけれど、伝統的に見れば、もう外的な力でそういうことになっちゃってるんだからしょうがない、と受け入れるというか、ただ事実を宣告されているだけと、ある意味宇宙に投げてしまうような感じがする。遺伝子診断して「これこれの病気になりやすい」と言われるような。

 

初めの方で「魚座の火星をどう活かせば」といった書き方をしたけれど、もし伝統占星術の見方をするなら、魚座の火星的な仕事をする、みたいな予報に過ぎない。だから何、と思ってしまう現代人には物足りないし、事実はこうです、はあそうですか、という受け身な在り方自体が現代の感性には合わなくて、個人の内面や意思をもっと重視した解釈をするようになったんじゃないか……現代占星術の方を勉強してないので、伝統占星術の本から推測するだけだけど。


治療とか、ことを起こすタイミングを選ぶとかの場合は、天気予報を見て晴れの日を選ぶようにチャートを見て良いタイミングを選ぶという使い方ができる。こういう使い方には伝統的な考え方の方が向いていると思う。個人のチャートを含めて全てを歯車と見てしまえばすっきりするだろうな。


でもそういう目的なしにハーブを調合するヒントを探そうと思うと、途方に暮れてしまう。何も目的がない時というのは機械の歯車がガチャガチャ回っているだけで、肝心の動作を何させていいか分からないような状態というか。

 

タロットはその点、質問があろうがなかろうが一枚引けば、何かしらのイメージを伴う絵柄が一つ手に入るので、おみくじ的な使い方はしやすい。それだけで完結して好きに連想しながらハーブを選べるから、こっちの方がやりやすいかも。全78枚のハーブティーをやり始めたら、クリスマスの12日を大幅に超える苦行になりそうだけど。

棒のナイトのブレンド

久しぶりにタロットの一枚引きでブレンド。棒(ワンド)のナイトでした。

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棒は四大元素のうち火(熱・乾)を象徴するスート。サラマンドルを描いた衣や、燃えたつような房飾り、それに背景の砂漠もその象徴のようです。

 

火に対応する惑星は太陽と火星ですが、太陽に属するハーブの中でもカモミールは、カルペパーのハーブ事典でこのように説明されています。

エジプト人の医師ネケッサーによれば、このハーブは悪寒を治すことから、エジプトでは太陽にささげられていたという」

背景にピラミッドの見えるこのカードにちょうど良いですね。その上、うちにあるカモミールもエジプト産でした。

 

騎士ということから、火星の方も含めたい。中でも、熱や刺激がちょっと強めの方が似合う気がするのでジンジャーを選びます。

これだけでも良さそうなものではあるけど、香りや性質の強いハーブを使うときはやや穏やかな葉っぱを足したくなってしまう。今回は火星のハーブでもう一種類、ネトルを多めに入れます。

 

ネトル 1

カモミール 1/2

ジンジャー 1/2弱

 

仕上がりは順当にカモミールが中心の香り。ジンジャーは少なめにしたせいかやや感じにくいけど、あっためる効果は多少は出てる…はず。

ネトルで和らげているのであまり強くはなく、おやつのクッキーに合わせるのによいお茶でした。

そういえば、上の画像をとったwikiではウェイトの『タロット図解』に基づくとして、このカードの意味を「出発、親しみやすい若者」としていました。たしかに親しみやすいお茶になったと思います。私のカードに同封されていたポケットマニュアルでは「前進」。味との結びつきとしてはよくわからないけど、一週間ほどの休みの後で再出発としてはよかったかもしれません。